ソウル:韓国軍合同参謀本部は3日、韓国南部・済州島東方の空域で、日米韓3カ国が合同空中訓練を同日実施したと発表した。米軍のB1B戦略爆撃機が参加し、10月31日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮への対応能力を誇示した。訓練は日韓の防空識別圏が重なる空域で行われた。
日米韓による合同空中訓練は昨年10月に初めて実施され、今年は4月に続き2回目となった。B1Bのほか、航空自衛隊のF2戦闘機、米軍のF16戦闘機、韓国空軍のF15K戦闘機などが参加した。韓国軍によれば、B1Bを他の戦闘機が護衛しながら編隊飛行し、仮の標的を攻撃する形で実施したという。
韓国軍は「今後も韓米日が北朝鮮の脅威を抑止し共同で対応できるよう、協力を強化していく」と強調した。
時事通信