

東京:65歳のアメリカ人旅行者が、東京の神社の伝統的な木製の門に文字を書いた疑いで逮捕された。
この旅行者は、東京で最も有名な神社のひとつである明治神宮で、悪ふざけとして門の柱のひとつに爪で傷をつけたと報じられている。
警察の広報担当者はAFPに対し、この男は都心にある神宮の複合施設で水曜日に「器物損壊の疑いで」逮捕されたと語った。
この事件は、チリ出身の女性が先月、日本の別の神社の赤門の上で懸垂体操をしている映像を投稿し、ネット上で反感を買ったことに続くものだ。
13万9000人のフォロワーを持つこのフィットネス・インフルエンサーはその後、「無礼を働く意図はなかった」と謝罪動画をインスタグラムに投稿した。
2030年までに、2019年通年の約2倍となる年間6000万人の観光客を迎えたいとしている日本には、かつてない数の観光客が押し寄せている。
しかし、一部の住民は手に負えない行動やエチケット違反に辟易している。伝統の厳しい京都では、観光客が有名な芸者に嫌がらせをしていると地元住民が訴えている。
富士山近くの町では5月、コンビニエンスストアの横にある人気の展望スポットで写真撮影を阻止するために大きなバリアを設置した。
バリアはその後撤去され、危険な行動を減らすことに成功したと関係者は語った。
また、雄大な山で最も人気のあるハイキングコースにも新たな混雑対策が施され、入場料が2,000円(13ドル)になった。
AFP