リマ: 岩屋毅外相は14日午後(日本時間15日午前)、訪問先のペルーの首都リマで、ブリンケン米国務長官と約30分間会談した。中国の覇権主義的な動向を踏まえ、同盟強化に向けた連携を確認。トランプ次期大統領が国務長官に指名すると発表したマルコ・ルビオ上院議員を巡り意見を交わした。
岩屋氏によると、ブリンケン氏は会談でルビオ氏に言及し、「しっかり仕事を引き継いでいく。ナイスガイだ」と述べた。岩屋氏は記者団に「次期政権のカウンターパートとともに強固な信頼関係をこれから築いていきたい」と語った。
岩屋氏が外相就任後、ブリンケン氏と対面で会談するのは初めて。日米同盟強化が石破政権の外交安全保障の最優先事項と説明し、中国や北朝鮮などを含む地域情勢についても協議した。
時事通信