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戦後、連合国が日本人を洗脳した、と保守系団体

(ECAJTI)
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09 Jan 2025 05:01:34 GMT9
09 Jan 2025 05:01:34 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京 : 「日本の真の独立をめざす有識者会議」というの名の日本の保守系団体は月曜日、記者会見を開き、日本人は第二次世界大戦後、連合国によって「洗脳」されたと述べた。

同団体は、連合国軍のGHQが戦後の新聞に「太平洋戦争史」と題する一連の記事を掲載するよう「強制」したことに異議を唱え、それはGHQの民間情報教育局が提供したプロパガンダであると述べた。記事は日本の侵略と戦時中の悪行を強調していた。

GHQは第二次世界大戦で日本が降伏した後の連合国軍総司令部であり、同団体はGHQの検閲と管理によって多くの日本人が自国をおとしめるようになったと述べている。

公開書簡の中で同団体は、GHQが広島と長崎への原爆投下を正当化する、そして南京大虐殺を真実とするラジオ放送をメディア各社に強要した、としている。日本の歴史修正主義者の中には、南京大虐殺は起こらなかったと主張する者もいる。

同団体は、「多くの人々がGHQによる徹底的な洗脳」と、「占領中に植え付けられたマゾヒスティックな歴史観」からいまだ抜け出せずにいる」としている。GHQは新聞、ラジオ、映画などあらゆるメディアに対して洗脳工作を行った。

同団体は、日本のメディアが「太平洋戦争」という言葉を使い続けていることを批判し、この言葉を使う人々は 「いまだにGHQに洗脳されている 」と述べた。

同団体は昨年設立され、東京大学の小堀桂一郎名誉教授が議長を務め、著名な歴史修正主義者の山下英治氏が副議長の一人となっている。

公開書簡には、元航空自衛隊長、大学教授、政治家など56人の要人が署名した。

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