
2025年に開催される大阪万博の木造大屋根が、世界最大の木造建築としてギネス世界記録に認定された。
共同通信によると、万博の「グランド・リング」の屋根は6万1000平方メートルを超える。ヒノキやスギ、ヨーロッパアカマツなど約2万7000立方メートルの木材が使われている。
この屋根の設計者である藤本壮介氏は、授賞式で「万博のシンボルが、最近ますます分断されつつある世界で、絆を結ぶことの大切さについてのメッセージを発信することを願っている」と語った。
屋根は2月27日に完成し、万博の理念である 「Unity in Diversity 」を表現した。