
日本相撲協会は13日、力士や親方ら1000人近くいる協会員の希望者全員に新型コロナウイルスの抗体検査を行うと発表した。
抗体検査は抗体の有無を調べることで感染歴を把握でき、ウイルスの有無を調べるPCR検査に比べて簡便になっている。希望者全員の検査を終えるまでには約1カ月を要する見込みで、結果はまとまり次第、公表する。
相撲協会は協会員のおおよその感染状況を把握し、専門家の助言を受けながら検査結果を踏まえた対策を立てることで、本場所開催へ向けた今後の取り組みに生かしていく方針。
JIJI Press