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大阪: 大阪・関西万博に鳥取砂丘の砂を敷き詰めたブースを出展している鳥取県と、砂漠を再現したパビリオンを出展しているヨルダンは、両県の特産品をPRするために協力することを決め、水曜日に万博会場で協定書に調印した。

万博のメディアセンターで行われた調印式には、平井伸治鳥取県知事とヨルダン館政府代表のシファ・ズグル・ハダド氏が出席した。

ハダド氏は、今回の協力を通じて「鳥取県と素晴らしい友好関係を築くことができた」と感謝の意を述べ、平井知事は、万博が国や地域に友好的な交流を築く機会を提供していることに言及した。

協定では、万博を通じた交流を深めるとともに、砂の魅力をPRするために協力するとしている。

鳥取県によると、両博覧会を訪れると特典が受けられるスタンプラリーの実施も検討しているという。また、ヨルダンの建国記念日である5月7日には、鳥取県をPRする。

鳥取県ゾーンは関西広域連合パビリオンの一角に、ヨルダンパビリオンは映画「アラビアのロレンス」や「スター・ウォーズ」のロケ地として知られる砂漠の保護区ワディラムの赤砂約22トンで埋め尽くされている。

ヨルダン館では、来場者が砂遊びを楽しんでいる様子がNHKテレビで放映された。