
東京:日本の軍用練習機が離陸直後に墜落した、と当局が水曜日に発表した。
「航空自衛隊のT-4戦闘機が小牧基地で離陸直後に墜落したことは承知している」
「詳細は防衛省が調査中だ」と林芳正官房長官は記者団に語った。
防衛省のウェブサイトによると、T-4は2人乗りで、「国産で信頼性が高く、整備しやすい…すべての基本飛行コースに使用される訓練機」だという。
NHKなどのメディアによると、航空機は名古屋市北部の犬山市近郊のいるか湖周辺を飛行していたという。
「飛行機はまだ目撃されていない。愛知県のヘリコプターによる航空調査で、湖面に油が浮いている場所が見つかったと聞いている」と地元消防署の中村肇氏はAFPに語った。
同消防署は、2人が乗っていたという未確認情報を得たが、独自に確認できていないと述べた。
NHKが放送した湖の空撮映像では、湖面に油膜ができ、さまざまな破片のようなものが点在している様子が映し出された。
午後3時(グリニッジ標準時6時)過ぎ、地元の消防署が「飛行機が湖に墜落したようだ」という通報を受けたという。
報道は、防衛省の情報源を引用して、訓練機がレーダーから消えたと付け加えた。
防衛省はAFPに詳細をすぐに確認することはできなかった。
時事通信によると、地元市町村は周辺の家屋に被害はないと発表したという。
AFP