
東京:外務省によると、日本は、3月28日にミャンマー中部を襲った地震によって被害を受け、避難所での生活を余儀なくされているマンダレー地域の僧院付属学校の人々に対し、水タンクや緊急避難用テントなどの緊急支援キットを提供すると発表した。
僧院学校は、ミャンマーの紛争の影響で学校に通えなくなった子どもたちに教育の機会を提供するとともに、国内避難民への生活支援も行っている。
今回の地震により学校の校舎や水道施設が被害を受け、避難民たちは困難な状況の中での生活を強いられている。
家族や親戚のもとに身を寄せていた子どもたちは、6月の新学期の開始に合わせて僧院付属学校へ戻る予定であり、さらなる支援物資が必要とされている。
この支援により、僧院付属学校の子どもたちや教師が安全かつ衛生的な環境で生活できるようになるとともに、地域住民や避難民に対しても安全な飲料水の提供が可能になると期待されている。
外務省は、引き続き支援を必要としているミャンマーの人々に直接利益をもたらす人道支援を実施していくと述べている。