
ソウル:韓国の李在明(イ・ジェミョン)新大統領は水曜日、北朝鮮との対話を追求する一方で、米国や日本との3国間パートナーシップを強化すると述べた。
李大統領は当選翌日の就任演説で、強固な韓米軍事同盟に基づく「強力な抑止力」で北朝鮮の潜在的な侵略に対処すると述べた。しかし、北朝鮮との対話の門戸も開き、朝鮮半島の平和を確立する。
彼は現実的な外交を追求し、韓米同盟に基づくソウル・ワシントン・東京の3者協力を強化すると述べた。
幼少期の貧困から立ち上がり、不平等と汚職との闘いを誓う韓国を代表するリベラルな政治家となった李大統領は、昨年末の戒厳令の不運な発動による尹錫烈(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に端を発した火曜日の臨時選挙に勝利した。
李大統領の任期は、水曜日の朝に国家選挙管理委員会が正式に勝利を確認した後、通常の2ヶ月の移行期間なしに直ちに始まった。
地元テレビの映像によれば、李大統領は金明秀(キム・ミョンス)統合参謀総長との電話会談で、北朝鮮の動きを注意深く監視し、韓米軍事同盟に基づく強固な態勢を維持するよう軍に要請した。
李大統領はその後、ソウルの国立墓地を訪れ、そこに埋葬されている韓国の故指導者、愛国者、戦没者に敬意を表した。
AP