
東京:日本の外務省が伝えたところによると、日本は世界食糧計画(WFP)と、イエメンの食糧安全保障を支援するため、3億円の無償資金協力に関する協定に調印した。
中島洋一駐イエメン日本大使と世界食糧計画のアブダッラー・アルワルダット氏は月曜日、リヤドでWFPとの協力による「食糧援助」に関する協定に署名した。
イエメンは深刻な食糧事情に直面している。長年の紛争の後、1700万人以上(人口の半分以上)が食糧支援を必要としていると推定されている。また、510万人が人道的緊急事態を示す統合食料安全保障尺度のフェーズ4に分類されている。
今回の無償資金協力は、WFPを通じてイエメンに食糧援助を提供し、同国の食糧安全保障と栄養状態の改善を支援することを目的としている。
日本は、国連や関連諸国との協力の下、イエメンの平和と安定の実現に向けて引き続き積極的に取り組んでいくとしている。