
東京:石破茂首相は水曜日、ドナルド・トランプ米大統領が発表した貿易協定について、コメントする前に詳細を検討する必要があると述べた。
トランプ大統領の発表後、石破茂首相は東京で記者団に対し、「交渉の結果をどう受け止めるかについては、交渉の詳細と合意内容を注意深く検討してからでないと議論できない」と述べた。
「政府としては、それが国益を守ることになると考えている」と記者団に語った。
トランプ大統領は自身のソーシャル・プラットフォーム「トゥルース」に、「我々は日本との大規模な協定を結んだばかりだ」と書いた。
日本からの輸入品にはすでに10%の関税がかけられており、トランプ大統領は、取引がなければ8月1日に25%に引き上げると発表していた。
日本の自動車輸入にはすでに25%、鉄鋼とアルミニュームには50%の輸入関税がかけられていた。
日本のメディアは、自動車への課税が15%に引き下げられたと報じ、日本の自動車株は水曜日の朝、東京で急騰した。
トランプ大統領の発表は、石破氏の通商担当特使である赤澤亮正氏が8回目のワシントン訪問を行い、米政府高官と会談している最中に行われた。
赤澤氏はXで「ミッションは達成された」と述べた。
AFP