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和平拒否を受け、サウジアラビアはフーシ派に対するより強い行動を要求

サウジアラビアの国連常駐代表アブドルアジーズ・アル・ワシル氏は、グルンドベルグ特使の「イエメンの平和を確保するための、絶え間ない、ユニークで質の高い努力」を賞賛した。(国連)
サウジアラビアの国連常駐代表アブドルアジーズ・アル・ワシル氏は、グルンドベルグ特使の「イエメンの平和を確保するための、絶え間ない、ユニークで質の高い努力」を賞賛した。(国連)
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17 Jan 2023 09:01:09 GMT9
17 Jan 2023 09:01:09 GMT9
  • アブドルアジーズ・アル・ワシル国連大使は、地域の住民は民兵を公式にテロ組織に指定するよう要求していると述べた。
  • ハンス・グルンドベルグ国連イエメン担当特使は、紛争の軌道が変化している可能性を指摘し、和平交渉の可能性を無駄にしないよう、当事者すべてに呼びかけた。

エファレム・ コッセイフィ

ニューヨーク:サウジアラビアの国連常駐代表は16日、イランの支援を受ける民兵組織がイエメン紛争を「引き延ばし、平和的解決を拒否」し続ける場合、フーシ派に対してより強い行動を取るよう、安保理に要請した。

アブドルアジーズ・アル・ワシル国連大使は、同団体をテロ組織として指定することが、同地域の「平和な暮らしを望む」人々の間で緊急に必要とされていると述べた。

イエメンの最新動向を議論する安保理会議でそのように発言した。

イエメンのサナア市から安保理に報告したハンス・グルンドベルグ国連特使は、最近の「紛争解決に向けた地域的、国際的外交活動の活発化」を強調し、「この面でのサウジアラビアとオマーンの尽力に対する感謝」を繰り返した。

グルンドベルグ特使は安保理に、「我々は、この8年にわたる紛争の軌道が変化している可能性を目にしている」と語り、「現在行われている対話の可能性を無駄にしてはならず、責任ある行動が要求される」と付け加えた。

とはいえ、同氏は続けて、「進むべき方向についての共通のビジョンを含む合意がなければ、不確実な状態が続き、軍事的な緊張が高まったり、本格的な紛争が再開したりするリスクが大きくなる」と述べた。

スウェーデンの外交官である同氏は、紛争の当事者すべてに対し、大規模な戦闘の一時停止がもたらす対話の機会を最大限に活用し、「具体的で実行可能なステップを含む共通のビジョンへ向けて迅速に取り組む」よう促した。

アル・ワシル氏は、グルンドベルグ氏の「イエメンの平和を確保するための、絶え間ない、ユニークで質の高い努力」を称賛し、国連事務次長(人道問題担当)のマーティン・グリフィス氏の、「兄弟であるイエメンの人々の苦しみを軽減する」努力に対する自国の支持を改めて表明した。

サウジアラビア国連大使である同氏は安保理に対し、昨年10月にフーシ派民兵組織は停戦合意の延長を拒否したが、グルンドベルグ特使を代表とし、サウジアラビア、UAE、オマーン、イエメン大統領指導評議会と協力する国連は、イエメンの人々の苦しみを終わらせる包括的政治解決を確保すべく努力を続けていると述べた。

「フーシ派民兵は、政治的な理由で停戦を延長したのではない」と、アル・ワシル氏は述べた。「彼らは土壇場で約束を破り、合意した項目のほとんどを取り消した」

「彼らは、民兵の給与を米ドルで支払うといった新たな要求を提示し、イエメン人全員の給与の支払いに充てるために、アル・ホデイダ港の利益を中央銀行に入金するという公約の実行を拒否した。クーデター以来続いているタイズ市の包囲解除も行わなかった」

「一方、正統な政府はイエメン国民の利益を第一に考え、“崇高な人道的、国家的約束”を放棄していない」とアル・ワシル氏は述べた。

さらに、「政府は譲歩した点を放棄しなかった。サナア空港は引き続き機能しており、商業便と人道便が運航している。主要な港もスムーズかつ自然に機能している」と述べた。

氏はさらに、一方でフーシ派は国際法を無視して「学校でテロリストや過激派のイデオロギーを広め、子どもを勧誘して強制的に戦場に送り込み、タイズ市を包囲し、活動家やジャーナリストを恣意的に拘束し、反対派の指導者を殺害し、人道支援活動に課税し、国際支援物資を略奪してフーシ派自身を含む支援に値しない人々に送り、さらには勝手に地雷を設置して無実の市民が死傷している」と指摘した。

先月、国連ホデイダ合意支援ミッションを率いるマイケル・ベアリー少将は、爆発物の廃棄を監督するためにフーシ派民兵のメンバーと移動していた際に、武装車列が地雷に接触して、あやうく死にかけた。

フーシ派はまた、民間人に集団懲罰を与え、支配地域外で基本的なサービスや設備を利用できなくし、公務員や教師の給与に充てられるべき輸出天然資源による利益をターゲットにしている、とアル・ワシル氏は述べた。

さらに、2014年のクーデター以来、フーシ派はイエメン国民を人質に取り、国内の悲惨な人道状況を武器に国際社会を脅迫して、より広範な地域と世界全体の安全を脅かしていると述べた。 

「彼らはまた、近隣諸国を標的にし、国連の監視団による査察を意図的に妨げている」とアル・ワシル氏は述べた。

「ホデイダは現在も地雷だらけで、同港は国際平和と安全に対する脅威となっている」

アル・ワシル氏は、先週、オマーン湾の船から、イランからイエメンのフーシ派のもとへ向かっていたと当局が考える、2100丁以上のアサルトライフルを海軍が押収したことについて、米国に感謝を表明した。

アル・ワシル氏は最後に、「このような悪意ある行為が、何であれ我々の安全や利益を脅かすなら、諸国家の連合は自衛努力を惜しまないだろう。我々は断固として、強力に対応する」と述べた。

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