


スタッフライター
サウジアラビアと日本の二国間の経済・商業的連携と協定は順調に進捗しているとムハンマド・アル=トワイジリ サウジ経済企画大臣は水曜日に述べた。
東京で開催の日・サウジ・ビジョンビジネスフォーラムの席上で、同氏は「今後も両国が確実に前進していけるものと考えている」旨を明らかにした。
今回の日・サウジ・ビジョンビジネスフォーラムは、日・サウジ・ビジョン2030に基づき、サウジ総合投資院(SAGIA)、日本貿易振興機構(JETRO)、日本中東協力センター(JCCME)が共同で開催したものだ。
マジド・アル=カサビ サウジ商業投資大臣も出席し、「日本は信頼のおける、確かなパートナーである」と述べている。
サウジ総合エンターテイメント庁(GEA)のエンターテイメントインフラ開発担当ムハンマド・アバンミー ジェネラルマネージャーは、同フォーラム開会の挨拶で、サウジアラビアは「ビジネスに対して開かれた」国であると語っている。
本フォーラムは、「インベスト・サウジ」ブランドの下、特に観光やエンターテイメント分野で魅力ある投資先としてサウジアラビアを紹介し、技術を有する日本企業がサウジの公民セクターに貢献できる事業機会について話し合うことを目的としたものだ。
フォーラムの議題には、国家のデジタル化とビジョン2030の内容も上る。
フォーラムでは、サウジの主要公共・民間セクター企業が日本の同等の機関や企業と観光・エンターテイメント分野、イノベーションや生産性の領域で連携するための機会を示すことに重点が置かれる。
サウジアラビアと日本は共に、経済を発展させ、より持続可能でダイナミックなあり方へと変革することで健全な社会を築き、両国民の幸福度を高めることを目指した重要な行政の構造的改革のさなかにある。
サウジアラビアのビジョン2030は、同国GDPに占めるエンターテイメントと観光の比重を高め、ユニークな投資・訪問先としての同国の評判を高めることを目指したものだ。