
東京発
25日金曜日、先の内閣改造で着任したばかりの日本の菅原一秀経済産業大臣は、日本のマスコミが同氏について有権者に金銭や贈答品を提供した公職選挙法違反の疑いがあると報じ、疑惑が表面化したことを受け、大臣を辞任したと発表した。
菅原氏は、自分の選挙区内の遺族に20,000円(185ドル)の香典を渡した疑いがあることを雑誌が報じて明らかになった後に辞任している。.
雑誌の報道によれば、同氏は2007年頃、自分の選挙区の有権者にメロン、カニなどを贈ったとのことである。
また同誌は、菅原氏が有権者に贈り物をしたことも示唆しており、このことは日本の公職選挙法違反に当たるとみなされている。
公共放送局であるNHKによると、菅原氏は閣議の後、安倍晋三首相に辞表を提出したとのことである。
時事通信社は菅原氏の発言として、「国会の審議が(このスキャンダルのせいで)停滞するのは私の意図とするところではない。」と伝えている。
菅原氏は最近大臣に任命されたものの、米国との貿易交渉を扱った重要なポートフォリオは引き継いでいない。