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3候補が本格始動=政策訴え、派閥結束―自民総裁選

菅氏は3日午前、首相官邸近くのホテルで陣営の会合に出席。(AFP)
菅氏は3日午前、首相官邸近くのホテルで陣営の会合に出席。(AFP)
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03 Sep 2020 02:09:33 GMT9
03 Sep 2020 02:09:33 GMT9

自民党総裁選(8日告示、14日投開票)の構図が事実上固まり、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)による三つどもえの争いが3日、本格的に始まった。記者会見やテレビ出演で政権構想をアピール。陣営の結束固めにも取り組んだ。

菅氏は3日午前、首相官邸近くのホテルで陣営の会合に出席。細田、麻生、竹下、二階、石原5派の幹部と無所属議員が集まり、選挙戦の対応を話し合った。午後は民放番組に出演し、改めて安倍路線を継承する決意を語る。

菅氏は官邸での公務も継続し、定例の記者会見に臨んだ。「脱派閥」を訴えてきた自身の立場は「全く変わっていない」と説明、「派閥には両面がある。悪い面が出過ぎたら、そこは注意する必要がある」と述べた。衆院解散については「新しい内閣がなって(から)の話だと思う」と述べるにとどめた。

岸田氏は党本部近くの派閥事務所で会見し、「分断から協調へ」をスローガンに掲げた自身の政権公約「岸田ビジョン」を発表した。憲法改正について「国民の理解を深めつつ、国民とともに目指す」と明記。行政のデジタル化推進に向けた「データ庁」設置も掲げた。岸田氏は、憲法9条に自衛隊を明記する党改憲案について「しっかりと議論を進めていかなければならない」と訴えた。

石破氏は歯科検診を終えた後、昼の石破派会合で今後の戦略を協議。民放番組にも出演する。

JIJI Press

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