
ソウル
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は木曜日、北朝鮮西部の平安南道から日本海に向けて2発の飛翔体を発射した。
飛翔体は試射されたミサイルだと思われる。日本の海上保安庁によると飛翔体は日本の経済的排他水域の外に落下した模様である。
発射を受けて日本政府は国家安全保障会議の会合を開き、会合後安倍晋三首相は「飛翔体は短距離弾道ミサイルだと判断される」と記者たちに語った。
日本政府は北京の大使館ルートを通じて発射について北朝鮮に抗議した。
北朝鮮は7月25日以来新型短距離弾道ミサイルを含む飛翔体を繰り返し発射している。
10月2日には潜水艦発射弾道ミサイルが発射され、日本海の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下した。
北朝鮮と米国は10月5日、ストックホルムで朝鮮半島非核化についての実務者協議を開いたが、北朝鮮は米国側が旧態依然とした態度を示したために協議は決裂した、と米国を非難した。
それ以来、北朝鮮は強硬路線を取り、最高指導者金正恩はワシントンを直接非難している。
観測筋は、今回の発射を通じ北朝鮮は改めて軍事力増強の決意を強調したと語っている。
時事通信