
カルドン・アズハリ(Khaldon Azhari)
東京:茂木敏充外務大臣は、日本は預言者ムハンマドの風刺画に関してイスラム教徒に共感していると述べ、フランスや他の地域の状況の相互理解と良化を求めた。
同氏は「まず、暴力と破壊行為はいかなる理由でも正当化することはできない」とアラブニュースからの質問への応答で述べた。「この観点から、パリ郊外で起こった教師殺人事件とニースでのテロ攻撃を断固として非難する」と付け加えた。
同氏は、多様な価値観、文化、信念に基づいた平和的な対話と相互尊重を通じて理解を深めることが重要であると述べた。
フランスは、複数の宗教的攻撃を受け、ここ数週間、イスラム教徒との間での緊張の高まりに直面している。先週、ニースのカトリック教会でチュニジア人に男女3人が刺殺され、10月上旬にも、預言者ムハンマドの風刺画を教材として使用した教師がモスクワ生まれのチェチェン系の10代の男性に殺害されていた。
同大臣は、日本はすべての当事者に緊張を和らげ、状況のさらなる悪化を避けるよう要請すると述べた。また、犠牲者とその家族に哀悼の意を表し、日本はイスラム教徒が吐き出す激しい感情を理解していると付け加えた。