




カルドン・アズハリ
東京: 日本の首都を象徴するランドマークで礼拝したいと考える観光客に対応し、東京スカイツリーに礼拝スペースが新設された。
この施設は外国人観光客の要請によりスカイツリーの運営会社が設けたもの。高さ634メートルのタワーの1階にあり、男女別のスペースを提供している。
各スペースには3枚の礼拝用マットが敷かれており、天井にはイスラム教の聖地メッカの方向を示すキブラの印がつけられている。
スカイツリーは2012年に完成したが、礼拝の場所があるかどうかについて来場希望者からの問い合わせが多かった。運営会社は、日本でのハラール料理や文化の振興に取り組む団体「メイドインジャパン・ハラール支援協議会」の協力を得て、専用の礼拝スペースを設計した。
入り口では手の消毒や足を洗うことができる。 またスリッパが自由に利用でき、(スカイツリーの)営業時間内はいつでも入室可能。
スカイツリーの鈴木建大広報事務局主任は「アラビア語のパンフレットを配布しており、イスラム教徒やアラブの方々がスカイツリーを訪れて下さることを期待しています。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていますが、このような取り組みは国内外からの観光客の増加につながると考えています」とアラブニュース・ジャパンに語った。
「EVANGELION トウキョウスカイツリー計画」2020年12月23日から2021年5月31日まで開催中.