アラブニュース・ジャパン
東京: ヨルダン・ハシェミット王国を訪問中の茂木敏充外務大臣は,(日本時間同日21時30分)約90分間、アフガニスタン情勢に関するG7外務・開発大臣会合に出席した。東京の外務省によると、EU外務・安全保障上級代表も会議に参加し、冒頭で、本年のG7議長国である英国のドミニク・ラーブ英国外務・英連邦・開発大臣兼首席大臣から、アフガニスタン情勢をめぐる英国の立場について説明があった。
外務省によると、「G7外相間で、現下のアフガニスタン情勢に関する評価や、アフガニスタンからの出国を希望する人々の退避、人道支援、人権、テロ対策等の課題、また今後の展望等について、率直な議論が行われた」。
茂木大臣は、人道危機を回避し、アフガニスタン国内における人道支援機関の要員の安全を確保するために、アフガニスタンからの出国を希望する人々の安全な退避が最も重要な緊急の課題であると述べた。外務省は、アクセス、活動の自由の確保が重要であること、地域の安定やテロ対策の観点からも近隣諸国を含む幅広い国々と連携していくことが重要であることなどを指摘した。
参加者は、その上で、G7として引き続き緊密に連携していくことを確認した。