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レバノンの新任情報相、就任初日にかん口令を敷き物議を醸す

レバノンの情報大臣ジョージ・クルダヒ氏は、ポルトガルのリスボンで開催されたMBCグループ30周年を記念するイベントで、アラビア語版『クイズ$ミリオネア』(Who Wants to Be a Millionaire?)の特別番組の司会を務めた。(MBC)
レバノンの情報大臣ジョージ・クルダヒ氏は、ポルトガルのリスボンで開催されたMBCグループ30周年を記念するイベントで、アラビア語版『クイズ$ミリオネア』(Who Wants to Be a Millionaire?)の特別番組の司会を務めた。(MBC)
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13 Sep 2021 04:09:43 GMT9
13 Sep 2021 04:09:43 GMT9
  • メディアのコンテンツを放送前に承認する委員会の設置を望むなど、クルダヒ氏の発言は国民の間で物議を醸し、批判を浴びた。
  • クルダヒ氏は、アラビア語版『クイズ$ミリオネア』番組の司会を数年間務めた後、スターダムにのし上がった。

アラブニュース

ベイルート: レバノンの情報相への就任から2日も経たないうちに、ベテランのテレビ司会者であるジョージ・クルダヒ氏は、新政府に対し批判的な専門家をメディアに出演させないよう、国内のメディアに対し非公式のかん口令を敷いた。 

MBCグループ創立30周年を記念したアラビア語版『クイズ$ミリオネア』の特別番組の司会を務め、ポルトガルから帰国したクルダヒ氏は、ベイルートのラフィク・ハリーリ空港でこのように語った。「評論家や専門家らが、この2日間メディアに登場し、新政府樹立や閣僚人事について分析を行っている。」

クルダヒ氏は「彼らには少し落ち着いて、静かに私達を見守ってほしいのだ」と述べ、続けてメディアに対し、「新政府が樹立されたばかりであるため、このような専門家らをメディアに呼ばないでほしい」と要請した。

放送前にメディアの内容を承認する委員会の設置を望むなど、クルダヒ氏の発言は国民の間で物議を醸し、メディアの監視機関などからも批判を受けた。クルダヒ氏のこれらの発言は、彼のこれまでの放送ジャーナリストとしての活動を考慮すると、驚くべきことである。

メディア監視団体『Journalists for Freedom』は発表した声明の中で、「私たちは、大臣就任初日に、自分と意見にそぐわないジャーナリストやメディア関係者を受け入れないようメディアに要請したメディア界の重鎮であるジョージ・クルダヒ情報大臣の発言を、遺憾と懸念をもって受け止め、非難します」とした。

「いいえ、メディア担当大臣殿、あなたも他の役人も、メディアが誰を呼ぶか決めることはできません。もしあなたがこのような形で大臣の任務を開始したのであれば、あなたはその軽薄な命令よりも、自由が勝る国の情報大臣であり、そのような命令が高々と人々を従わせるような国とは異なる国の情報大臣であることを忘れないでください。」

クルダヒ氏は、アラビア語版『クイズ$ミリオネア』(Who Wants to Be a Millionaire?)の司会を数年間務めた後、スターダムにのし上がった。クルダヒ氏の政治的意見には、国内の多くの人々が眉をひそめており、特に彼のシリアのバッシャール・アル・アサド大統領や、失脚したエジプトのホスニー・ムバラク大統領に対する賛美は広く知られている。

ヒズボラ系テレビ局である『アルマナール』によるインタビューの中で、クルダヒ氏は、シリアのアサド大統領を2018年のアラブの「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」だと評したほどだ。

「私は何のためらいもなくお話します。聞きたい人が聞けばいい、というのが私の考えです。アラブの『パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー』(2018年)は、シリア内戦における抵抗と忍耐力を評し、バッシャール・アル・アサド大統領に贈られます」と述べた。

レバノンは、未曾有の経済・金融危機に見舞われ、1年以上にわたって政治的に停滞していたが、金曜日に新内閣が発足した。

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