
アラブニュース・ジャパン
東京:日本は、モルディブ共和国に、新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン計約10万回分を、COVAXファシリティーを通して供与することを決定した。これらのワクチンは、8月21日に、日本からモルディブ共和国に空輸される予定である。
モルディブでは、5月に新型コロナウイルスの新規感染者数が急増し、ワクチン接種投与はモルディブ共和国政府にとって喫緊の課題となっている。
「今回のワクチンの供与により、モルディブ共和国における新型コロナの感染拡大の防止に寄与することが期待される。日本は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えである」と東京にある外務省は述べた。
8月18日現在、モルディブ共和国における新型コロナウイルス感染状況は、累計感染者数約8万人、死亡者数222人と報告されている。ワクチン接種回数は約65万回投与された。