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宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』、トロント国際映画祭のオープニングを飾る
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28 Jul 2023 03:07:24 GMT9
28 Jul 2023 03:07:24 GMT9
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ニューヨーク：日本アニメ界の巨匠、宮崎駿監督による10年ぶりの作品『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭のオープニングを飾ることが27日、主催者より発表された。
待望の『少年とサギ』（英題）は、日本では今月中旬、『君たちはどう生きるか』のタイトルで公開された。スタジオジブリの共同設立者であり、また『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』などの作品を手がけた82歳の宮崎監督は引退状態から復帰し、12作目の長編映画製作に臨んだ。
第二次大戦中の東京への空襲で母を亡くした少年・マヒトを描いた『君たちはどう生きるか』は、日本では予告編もプロモーションも一切なしで公開された。宮崎監督によると、これは同映画の鑑賞をより発見的な体験にする意図があったという。
しかし、『少年とサギ』の方は、9月7日からロイ・トムソンホールで開催されるトロント国際映画祭で、北米初上映という大きな舞台を得ることになる。
同映画祭のキャメロン・ベイリーCEOは声明で、「第48回トロント国際映画祭を、映画界の偉大なアーティストの作品で開幕できることを光栄に存じます」と述べた。また、「日本ではすでに傑作として高く評価されている宮崎駿監督の新作は、喪失と愛というシンプルな物語から始まり、驚くべきイマジネーションの作品へと昇華します。観客の皆様が、ご自身でその神秘を発見してくださることを楽しみにしておりますが、それが唯一無二の変革的な体験となることだけはお約束しておきます」とした。
公開日はまだ発表されていないが、GKIDSが年内には『君たちはどう生きるか』を北米の映画館に配給する予定だ。トロント国際映画祭は9月7日から17日まで開催される。
AP
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