
沖縄県を訪問中の秋篠宮ご夫妻は14日午後、糸満市の平和祈念公園を訪れ、国立沖縄戦没者墓苑で供花された。
ご夫妻は、遺族らが見守る中、沖縄戦で犠牲になった約18万人の遺骨が納められた納骨堂前で白菊の花束を供え、深々と頭を下げた。
県遺族連合会の前会長を務めた照屋苗子さん(83)によると、秋篠宮さまは戦争体験を小中高生に語ってほしいと話し、「自分も子供たちには戦争の話をしています」と明かしたという。
同会の宮城篤正会長(78)は「これからも継続して沖縄戦へ思いを寄せていただければありがたい」と述べた。
JIJI Press