アラブニュース・ジャパン
東京:3月1日、ウクライナ戦争をめぐり数十人の学生や活動家が東京で、ロシアとNATOによる核戦力をちらつかせた言葉の応酬を非難、紛争解決に向けて平和交渉にのぞむよう関係国に求めた。
毎日数百万人の乗客が訪れる東京・新宿駅前で開かれた集会には、伝統衣装を着たウクライナ人数人も参加した。彼らは「平和への脅威」となる核兵器を保有するとして、ロシアとNATOを非難した。
すでに数百人の命を奪った現在のウクライナ戦争についてデモ隊は、今回の紛争が第2次世界大戦に発展し、チェルノブイリ核施設が戦場になる危険性に憂慮を示した。
デモ隊はアラビア語、フランス語、スペイン語、日本語で反戦の看板を掲げた。
デモ隊はまた、日本の憲法改正論議やアジアで触発された紛争の危険性、中国と台湾の対立と関連して軍事力を示すために設けられた米国の中距離核ミサイルについても言及した。