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日・スイス ロシアへの厳しい制裁措置継続で一致
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19 Apr 2022 03:04:20 GMT9
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スイスのイグナツィオ・カシス大統領は月曜日、ウクライナへの侵攻を行ったロシアに対して厳しい制裁を実施すべく国際社会に加わったが、これまでの中立性を放棄したわけではないと述べた。
外務省によると、カシス大統領と日本の岸田文雄首相は日本で行われた会談で、「ロシアはウクライナ市民に対する攻撃の責任を負わなければならない」という点で合意したという。
岸田首相は会談の冒頭で、ロシアの侵攻はヨーロッパだけでなくアジアでも国際秩序の基盤を損なっていると述べた。「今こそ国際社会がこれまで以上に結束する時だ」と岸田首相は話した。
スイス外相も兼任するカシス氏は別の記者会見で、スイスは戦争を強く非難し、ロシアに侵攻を直ちに停止するよう求めたと述べた。
欧州連合（EU）に加盟していないスイスは、EUの対ロシア制裁を全面的に支持し、先週には第5弾の措置を実施したと述べた。しかし、それはスイスが中立政策を放棄したことを意味するものではないという。
「戦争物資の供給は中立と両立しない。軍事同盟に参加することも中立とはいえない。自国の領土を利用して、戦争に必要な物資を輸送したり、飛行させたりすることも、中立と相容れないだろう。一方、憲法にある我々の価値観に強く反する行為を非難することは、中立と両立する」と、通訳を介して語った。
日本はまた、米国や欧州連合（EU）と並んでロシアへの経済制裁にいち早く着手した。中国が自国の領有権主張を強めている、東アジアへのロシアの侵攻の影響を、日本政府が懸念しているためだ。
日本は何百人ものロシアの個人や団体の資産を凍結し、軍事目的に使用される可能性のある商品の輸出を含め、新規の投資や貿易を禁止した。また、ロシアの石炭の輸入を段階的に停止する計画を発表した。
カシス氏は記者団に対し、日本政府関係者との会談を通じ、日本の安全保障環境の厳しさについて理解したと述べた。日本はロシアの隣国であり、北朝鮮のミサイルや核開発の脅威、中国との緊張、韓国との歴史をめぐる論争にも直面している。
AP
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