アラブニュース・ジャパン
東京:早稲田大学とオマーン大使館は、日本とオマーンの外交樹立50周年を記念する文化イベントを共同で開催した。
駐日オマーン王国大使のモハメッド・サイード・ハリファ・アル・ブサイディ博士は、多くの教授らと約80人の学生の前で開会の辞を述べた。ブサイディ氏は、両国の外交関係は公式には50年前からであるが、実際には400年前に始まったとして、その重要性を強調した。
また、アジア、中東、アフリカの貿易の要衝にあるオマーンの地政学的側面を指摘するとともに、観光地としての魅力を語った。
学生らはアラブ·ニュース・ジャパンに、世界とオマーンについて知ることができたと話した。
オマーンの日常生活についての説明や、オマーンからの学生によるアラビア語のレッスン、さらにはオマーンのさまざまな地域の伝統衣装を着た学生2人によるアラビアコーヒーの紹介もあった。
会場では、オマーン独特の文化を描いた映画や写真とともに、伝統工芸品や宝石などが展示された。
最後にオマーン関連の景品がついたクイズタイムがあり、参加者全員に小さな記念品が配られた。
このようなイベントが早稲田大学で開催されるのは今回が2回目で、大使館によると両国関係を記念する行事は今後も続く予定だ。