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日本の岸田首相、NATO首脳会議に出席しウクライナ危機を議論する方向で検討

岸田首相は参議院選挙前の政治情勢を考慮した上で最終判断すると、政府筋は共同通信に語った。(AFP)
岸田首相は参議院選挙前の政治情勢を考慮した上で最終判断すると、政府筋は共同通信に語った。(AFP)
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04 Jun 2022 08:06:17 GMT9
04 Jun 2022 08:06:17 GMT9

東京:日本の岸田文雄首相が、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる欧米との協調を促進するため、6月末に開催される北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に出席する方向で調整に入ったと、共同通信が匿名の政府筋の話として伝えた。

岸田首相はウクライナに対する「戦争犯罪」を犯したとしてロシアを繰り返し非難してきたが、出席が実現すれば日本の首相としては異例の積極的な姿勢を示すことになる。

ロシア政府はウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と呼んでいる。

過去の日本の首相は、数十年にわたる領土問題を抱えたロシアとの関係においては慎重な姿勢を崩さなかった。

政府報道官は、共同通信の報道については月曜日まではコメントを出せないとしている。

NATO首脳会議は6月29~30日にスペインの首都マドリードで開催されるが、この日程は7月10日に予定されている日本の選挙に向けた選挙運動の期間と重なる可能性が高い。

岸田首相は参議院選挙前の政治情勢を考慮した上で最終判断すると、政府筋は共同通信に語った。

NATOは、日本に加えオーストラリア、ニュージーランド、韓国を、アジア太平洋地域におけるパートナーとして首脳会議に招待している。

岸田首相が首脳会議に出席すれば、ウクライナ危機に対する国際的な連帯の力強いメッセージを届けるものとして歓迎されるだろうと、共同通信は政府筋の話として伝えている。 

ロイター

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