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英国大使がサウジ高官に謝意、英国民にコビッド19の最新情報伝達

ニール・クロンプトン駐サウジアラビア英国大使は、KSReliefのスーパーバイザー・ゼネラルであるアブドゥラ・アルラビーア氏と面会した。(AN、ラシッド・ハッサン撮影の写真)
ニール・クロンプトン駐サウジアラビア英国大使は、KSReliefのスーパーバイザー・ゼネラルであるアブドゥラ・アルラビーア氏と面会した。(AN、ラシッド・ハッサン撮影の写真)
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19 Mar 2020 06:03:55 GMT9
19 Mar 2020 06:03:55 GMT9

英国のニール・クロンプトン駐サウジアラビア大使はサウジアラビア当局に対し、コロナウイルスの感染拡大を抑制する努力について謝意を表すとともに、サウジ在住英国人にコビッド19の最新情報を伝えた。

ツイッターに投稿した動画メッセージでクロンプトン大使は、「私は駐サウジアラビア英国大使です。サウジ在住の英国民に対し、コビッド19に関する最新情報をお伝えします」と述べた。

「gov.ukにある渡航アドバイスのサイトに登録して、通知を受け取り、英国大使館のソーシャルメディアのチャンネルで私たちをフォローしてください。私たちはみな、常に最新情報を入手し、サウジアラビア当局の助言に従うべきです」。同大使はこのように述べ、次のように説明した。

「私と英国大使館のチームは、サウジ当局者と定期的に協議しています。みなさん自身や家族の方が3月13日以降に英国から戻ってきた場合、みなさんは14日間、自宅待機が必要となります。みなさんや扶養家族の方に症状が出た場合、在宅を続けて、サウジの緊急電話番号である937に電話をかけるべきです。在宅での自主隔離に備えてください」

また、同大使は「もしあなたがサウジアラビアを訪れている英国民であるか、または英国に戻りたいのであれば、自身の旅行運営会社、保険会社または航空会社に連絡を取り、助言を得てください」と付言した。

「私は、今は誰にとっても心配な時であると心得ています。みなさんの健康をお祈りします。私たちの安全と健康を守るためのサウジアラビア当局の尽力に対し、感謝を申し上げたいと思います。特に、サウジアラビアの医療部門で働くすべての方々のひとかたならぬ努力により、私たち全員が健康でいられることに感謝いたします」。クロンプトン大使はこのように述べ、次のように続けた。「私たちは現在、すべての不要不急の海外渡航を控えるよう勧告しています」

英外務・英連邦省(FCO)は現在、英国市民に対し、すべての不要不急の海外渡航を控えるよう勧告している。この勧告は即時に有効となり、少なくとも今後30日間、適用される。

コビッド19のパンデミックは、前例のない世界的な国境封鎖やその他の制限をもたらしてきた。このFCOの渡航勧告は、すべての国々が、いつでも通告なく渡航を制限する可能性があると警告したものだ。

前任のサイモン・コーリス氏の後任として2020年2月に駐サウジ英国大使に就任したクロンプトン氏はこのほど、キングサルマン人道支援・救援センター(KSRelief)のスーパーバイザー・ゼネラルドクターであるアブドゥラ・アルラビーア氏と面会し、共通の課題について話し合った。

この面会で両氏は、英国とサウジアラビアが人道的な問題に対し、互いに戦略的に関与し、支援するための道を探った。

「私たちが共に努力すれば、最も助けを必要としている人々にもっと手を差し伸べることができる」と、クロンプトン大使は述べた。

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