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福島県、地震、津波および原発事故で壊滅した地域を再活性化へ

無人農業機械である「トラクタードローン」は、計画にあるプロジェクトの1つである。(ANJ)
無人農業機械である「トラクタードローン」は、計画にあるプロジェクトの1つである。(ANJ)
無人農業機械である「トラクタードローン」は、計画にあるプロジェクトの1つである。(ANJ)
無人農業機械である「トラクタードローン」は、計画にあるプロジェクトの1つである。(ANJ)
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18 Oct 2022 03:10:59 GMT9
18 Oct 2022 03:10:59 GMT9

カルドン・アズハリ

福島: 11年前に地震、津波および原発事故という3重ショックに見舞われた福島県は、「福島イノベーション・コースト構想」を創設し、2011年に最も大きな被害を受けた同県の東部の復興を加速させる。

「福島イノベーション・コースト構想」は、福島県の東部にある浜通り地区の産業に新たな基盤を築く国家的プロジェクトである。

廃炉、ロボットおよびドローン、エネルギー、環境およびリサイクル等の6つの重点分野における活動を促進するのが目的である。

本構想は、ロボティクス企業を誘致し、人材を育成し、ネットワークにおける機会を拡大し、世界でも他に類を見ないスケールでのロボットおよびドローンの開発実験グラウンドである「福島ロボットテストフィールド」を中核にした情報発信に努めるのを目的としている。

浜通り地区は、依然として、11年前の3重災害からの復興途中にある。避難命令解除が続いており、店舗や病院が開店・開業し、再建された公共輸送インフラと共に復興が、着実に進んでいる。

巨大な福島県の原子炉発電所が稼働停止に追い込まれ、同県は先端的な再生可能エネルギーおよびリサイクル技術の導入への方法を探っている。

農業は、最も大きな被害に見舞われた分野の1つであるが、同計画は、ロボット技術と同様に、情報およびコミュニケーション技術を利用して、農林水産業を再生する方向である。無人農業機械である「トラクタードローン」は、計画にあるプロジェクトの1つである。

「福島イノベーション・コースト構想」は、企業の誘致、地域内外企業のマッチングおよび新たな製品開発のための支援を盛り込んでいる。

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