
ソウル時事: 韓国軍によると、北朝鮮は28日午前11時59分ごろ(日本時間同)から午後0時18分ごろにかけ、東部の江原道通川付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は2週間前の14日以来。16~22日の中国共産党大会期間中は海上への砲撃を行ったものの弾道ミサイルは発射しなかった。
発射を受け、日本の防衛省は「日本の排他的経済水域(EEZ)内への落下は確認されていない」と発表した。日米韓政府は北朝鮮の7回目の核実験強行も警戒している。
韓国軍は17~28日の日程で一部に米軍の参加した定例の野外機動訓練「護国訓練」を実施中。北朝鮮は、これに反発した可能性もある。
北朝鮮のミサイル発射は巡航ミサイルを含め、今年28回目。9月25日~今月9日に7回も弾道ミサイルを発射し、戦術核運用部隊の「訓練」と主張した。14日にも短距離弾1発を撃った。
時事通信