


アラブニュース・ジャパン
東京:渋谷や原宿の繁華街近くの公園で野宿するホームレスが、公園の閉鎖計画に抗議している。
日曜日、渋谷区の美竹公園からホームレスを立ち退かせる動きに反対するデモ隊が渋谷市役所の前に集まった。
彼らはホームレスに公園からの立ち退きを求める決定に反対し、渋谷や高級店の前を行進した。
公園の看板には立ち退きの期日は明示されておらず、近日中に仮囲いの設置工事が予定されていることが書かれていた。
40歳の抗議者によると、美竹公園には6人のホームレスが住んでいるが、毎週土曜日に行われる食料支援の際には、多い日には約100人が集まってくる。
近くの宮下公園には、これまで多くのホームレスが滞在していたが数年前に閉鎖され、華やかなショッピングモールに変わった。
ホームレスが運営する「ねる会議」によると、年末になると多くのホームレスが職を失い、さらに貧困に陥る危険にさらされている。