衆参両院に対し、宗教団体を名乗る人物から爆弾などによる大量殺人を予告する電子メールのあったことが２０日、分かった。メールを受け、両院の警務部は国会や議員会館などを捜索したが、不審物は見つからなかった。複数の関係者が明らかにした。

メールは１９日午後１０時半ごろ、両院の問い合わせ窓口のメールアドレスに着信。「（衆参の）議員会館に高性能爆弾とサリン発生装置を設置した。２１日午後１時３４分に大量殺人を決行する」などと記されていた。警視庁に情報提供したという。　

２１日は両院で本会議や委員会の開会が予定されている。

時事通信