
日本の林芳正外務大臣と、ヨルダンのアイマン・アル・サファディ副首相兼外務・移民大臣が水曜、電話会談を行った。
両者は、5月1日にヨルダンが開くシリアに関する国際会議など、シリア情勢に関連する取り組みについて協議した。
林大臣は、シリア情勢の改善に向けたヨルダンの努力に敬意を表した。また、シリアの政治プロセス再生と人道状況の改善に向けた日本の努力と支援について説明した。
両大臣は、シリア情勢改善のために引き続き緊密に協力することで合意した。
また、林大臣は、先日のアブドゥッラー2世ヨルダン国王の来日や、第3回外相戦略対話にも触れ、二国間関係が着実に進展していることに対し喜びを表明した。
さらに、林大臣は、スーダンからの邦人避難におけるヨルダンの支援にも感謝の意を表した。これに対しサファディ氏は、国王の訪日が両国間の協力関係発展に弾みをつけたとし、今後もこの関係をさらに強化していきたいと述べた。