
菅義偉官房長官は19日の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の外国人乗客に関し、オーストラリア、カナダ両政府と出国スケジュールなどを調整していると明らかにした。既に米国と韓国が飛行機で出国させ、イタリア、イスラエル、英国、香港、台湾も自国民らの退避を希望しているという。
菅氏は「現在は乗員乗客の健康確保に最大限配慮して対応している」と強調。「感染症対策について国際的な協力体制構築を含めいかなる対応が望ましいか、一段落したら検討していきたい」と述べた。
JIJI Press