
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の菅義偉首相は、G20リヤドサミットの成功についてムハンマド・ビン・サルマン皇太子に祝辞を述べ、国際社会の喫緊の課題に取り組むサウジアラビアのリーダーシップを称賛した。
菅首相と皇太子は26日、約10分間の電話会談を行った。
菅首相は、日本はサウジアラビアからの原油の安定供給と、国際原油市場の安定化に向けたムハンマド・ビン・サルマン皇太子の取り組みに感謝すると述べた。菅首相はまた、石油依存の克服や産業の多角化を中心としたサウジアラビアの改革の取り組みを支援する日本の方針は揺るぎないものであると明言した。
東京の外務省が発表した公式声明によると、これを受けて、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、サミットの成功に向けた日本の協力に感謝の意を表明すると共に、サウジアラビアは「日本・サウジアラビア・ビジョン2030」の枠組みを通じて、日本との協力をさらに強化していきたいと述べた。