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フランスがゴーンのベルサイユでの結婚式の捜査を強化

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20 Feb 2020 01:02:44 GMT9
20 Feb 2020 01:02:44 GMT9

ナンテール、フランス

フランスの捜査当局は水曜日、権威失墜した自動車界の大物カルロス・ゴーンがベルサイユ宮殿で開催した、2016年の彼自身の豪華な結婚式を含む2つのパーティーについて、捜査を強化すると述べた。

捜査を主導しているパリ郊外ナンテールの検察庁は、本件が捜査判事に送られたと述べた。これは、12月に日本で保釈中に行方をくらませたゴーンが、まもなくフランスで告訴される可能性があることを意味する。

金遣いの荒い日本の日産とフランスのルノーの前トップは、太陽王ルイ14世の17世紀の壮麗な住まいを使用する権利を、国有の宮殿とルノーとの間のスポンサー契約と引き換えに不正に入手した疑いがもたれている。

最初のパーティーは2014年3月6日に、日産とルノーの提携15周年を祝うために公式に開催された。

しかし、これがゴーンの60歳の誕生日でもあり、招待客の大部分はこのビジネスマンの友人と家族であったため、実際には盛大な誕生パーティーだった疑いがもたれている。

現在65歳のゴーンは、2016年10月に妻のキャロルと結婚の誓いを交わすために再びベルサイユに戻った。

ベルサイユが、このマリー・アントワネットをテーマとした結婚式のために通常5万ユーロのレンタル料を免除したことが、会社資産のさらなる不正使用に該当する可能性がある。

ゴーンはまた、ルノーと湾岸国オマーンのルノー代理店との間での疑わしい金融取引、および、ルノーと日産のオランダ子会社RNBVによって締結された契約について、フランスの税金詐欺捜査当局による捜査を受けている最中だ。

自動車業界は、ゴーンが日産での会計上の不正行為で2018年11月に東京で逮捕されて以降動揺している。 

ゴーンは日本で130日間勾留されたのち自宅軟禁下に置かれたが、警察の目を逃れて出国し、出生地のレバノンに戻った。

この大物は、彼にかけられたすべての容疑を否認し、数百万ユーロの未払いの年金と退職金を請求するため、ルノーを告訴することを明言している。

AFP

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