
ニューヨーク:米国とイランの和解は中東和平への道を開く、とオマーンの外務大臣が20日に述べた。
サイード・バドル・アル・ブサイディ外相は、米国とイランの最近の囚人交換は、今後数カ月でさらなる対話と関係の緊密化につながるだろうと付け加えた。
アル・ブサイディ氏は、セマフォーとアル・モニターが主催し、アラブニュースが出席した、ニューヨークでの第1回中東グローバルサミットで演説した。
アル・ブサイディ氏は、たとえ和解が「遅く、骨の折れる、困難な」ものであったとしても、世界経済の安定を守るためには、米国とイランが「相互信頼と緊張緩和の機運を維持する」ことが重要だと述べた。
アル・ブサイディ氏はイラン核合意を「我々が持っている最高のもの」と表現した。また、イラン政府の地域外交政策が懸念される中、アル・ブサイディ氏は「イランが二国間で話し合えるプラットフォームを持つことに賛成だ」と述べた。
中東の安全保障と融和の鍵は、「イランを含め、私たち全員がこの地域の一員であり、したがって、私たち全員が地域の将来に利害関係を有することを認めること」だとした。