
ロンドン:エミレーツ通信社(WAM)が報じたところによると、UAEのシェイク・アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務大臣は、ニューヨークで開催中の第78回国連総会に合わせ、アントニオ・グテーレス国連事務総長と会談した。
会談では、人道支援、再生可能エネルギー、気候変動対策、持続可能な開発など、さまざまな分野におけるUAEと国連のパートナーシップに焦点が当てられた。
シェイク・アブダッラー外相とグテーレス国連事務総長は、2022年から2023年までのUAEの国連安全保障理事会理事国としての成果や、国際社会の平和と安全保障への貢献、人道支援活動、世界的な課題への取り組みを振り返った。
会談では、11月にドバイで開催される国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に向けたUAEの準備状況に関して話し合われた。
シェイク・アブダッラー外相は、UAEは平和と安全保障を実現するために気候変動への世界的な対応を促進する必要性を認識しており、気候変動問題を持続可能で経済的な発展を推進する機会に活用することを期待していると述べた。
両氏はまた、中東情勢を取り上げ、相互の関心事である多くの地域的・国際的課題や 国際平和と安全保障の課題についても意見を交換した。
グテーレス議長は、UAEがCOP28を開催すると共に、国連との連携を強化していることに謝意を表明した。
会談には、リーム・ビント・イブラヒム・アル・ハーシミー国際協力国務大臣、ラナ・ザキ・ヌセイベ国連常駐代表、モハメド・イッサ・アブシャハブ国連常駐副代表、マジド・アル・スワイディCOP28特別代表らUAE政府高官数名が出席した。