
ワドメダニ:準軍事組織が7日、ハルツーム南部のジャバル・アウリヤを攻撃し、少なくとも10人が死亡したと活動家らが報告した。スーダンでは6か月にわたって戦争が続いており、死者数は9,000人を超す状況となっている。
地元の「地域抵抗委員会」の話によれば、ハルツームの南約50キロにある小さな町で「爆弾が民家に落ちた」という。
このボランティアグループは、以前にスーダン各地で民主化運動を組織していたグループの1つである。
4月15日に国軍と準軍事組織の間で戦争が勃発して以来、多くの人々がこの両陣営の対立に巻き込まれてきた。
ジャバル・アウリヤの地域抵抗委員会は、今回の攻撃で準軍事組織がこの町に向かって「銃火器」を発射したと報告した。この地域はこれまで、敵対する両軍の戦いによる被害を免れていた場所だった。
国軍トップのアブデルファッターフ・アル・ブルハン将軍と、同将軍の副官を務めていた即応支援部隊(RSF)のモハメド・ハムダン・ダガロ司令官との間の戦争は、ハルツームとダルフールの西部地域を主な戦場としてきた。
6日遅くに発表された武力紛争位置・事象データプロジェクト(Armed Conflict Location & Event Data Project)は、10月までに「9,000人以上が死亡」したとしており、これは控えめな推計値だと強調している。
この戦争により、スーダン国内では約430万人が避難民となり、他にもおよそ120万人が他国へと逃れた。
ここ数週間、戦闘はさらに南下しており、首都のすぐ南にあるジャジーラ州に避難している366,000人以上の脆弱な安全性が危機にさらされている。
目撃者によると、RSFは首都ハルツームとそこから200 km南にあるジャジーラ州の州都ワドメダニの区間で、路上に検問所を設置しているという。
ハルツームでは数百万人の人々が取り残され、戦争が勃発してから現在まで、常に緊張の日々が続いている。
7日、同士北部に住む目撃者は、「砲撃」と市街戦が起きたことを再び報告した。
AFP