
リヤド:交戦中のスーダン軍と即応支援部隊(RSF)は人道支援物資の配給を助け、信頼醸成措置を実行に移すことに同意した。
これは11月7日、サウジアラビア、アメリカ、アフリカの地域機構である政府間開発機構がスーダン紛争で対立する当事者間の協議が再開したことを受けて共同で出した声明の中で発表された。
サウジ国営通信(SPA)が発表した声明は、協議は引き続き「人道支援の実行を円滑化し、停戦その他の信頼醸成措置を確立するとともに恒久的な戦闘の停止を目指す」という狭い範囲の目的に集中していることに言及した。
しかしながら、仲介国は停戦の合意が得られなかったことに遺憾の意を表明し、戦闘の当事者双方に対し「スーダンの人々の利益を最優先して武器を置き、紛争終結のための協議に入る」よう促した。
スーダン軍とRSFは国連人道問題調整事務所と連携して人道援助のアクセスへの妨害を解消し、意思疎通のチャンネルを確保し、扇動的な発言を控えることに同意した。
軍政から民主主義的民政への移行の一環として軍を統合する計画が浮上し、これをめぐって数週間の緊張が続いた後の今年4月15日以来、両者は戦闘を続けている。