
エルサレム: イスラエル軍は12日、シリアからゴラン高原に向けられた越境砲撃に対抗し、シリア国内の「テロインフラ施設」を標的にした攻撃を行ったと発表した。
イスラエル軍はテレグラムに「少し前、昨日(11日)のゴラン高原に向けられた砲撃への対抗措置として、IDF(イスラエル国防軍)の戦闘機がシリア国内のテロインフラ施設を攻撃した」と、投稿した。
イスラエル軍によると、11日、シリアから発射されたミサイル2発がゴラン高原の無人地帯に着弾し、同地域では警報のサイレンが鳴り響いたとのことである。
また10日にも、シリアから発射された無人機がイスラエル南部の町エイラトの学校に激突したことに対抗し、イスラエル軍がシリアの拠点を攻撃している。
イスラエルは、1967年の6日間戦争でゴラン高原の大部分を占領し、後に国連に承認されることなく同地域を併合した。
イスラエルがハマスに対する攻勢を続ける中、イスラエルとレバノンの国境沿いでも国境を越えた戦火の応酬が度々起きている。
AFP