


レバノンの教育部門を支援する日本の揺るぎないコミットメントは、山岳レバノン県メトゥンのドバイェにあるイェギシェ・マヌーキアン・カレッジ(YMC)に太陽光発電システムが引き渡された後も続いている。
この太陽光発電システムは、レバノンの財政・燃料危機によって運営困難に陥っているYMCの学生たちに安価で環境に優しいエネルギーを提供するものである。
同プロジェクトは日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)の支援によるもので、学生数の増加と課外授業時間の復活を支援し、YMCの学生に、より学習しやすい環境を提供する。
式典の中で、馬越正之大使はレバノン全土のさまざまな分野における太陽光発電プロジェクトに対する日本の近頃の支援を強調し、本取り組みの重要性を強く印象づけた。
また同氏は、レバノンが現在進行中の社会経済的課題を克服できるよう、レバノンの教育部門を支援する日本の揺るぎないコミットメントを改めて表明。
YMCの役員、フーヴィグ・アルスラニアン氏は、日本の寛大な支援に感謝の意を表し、学生のために二酸化炭素を排出しない、汚染のない学習環境を作る本取り組みがもたらす大きな影響について強調した。
さらに、提供された太陽光発電システムは、レジリエンス、持続可能性、そして逆境にめげず質の高い教育を提供するという共有されたコミットメントの象徴であると述べ、日本との協力を称賛した。