ナジャ・フーサリ

ベイルート：ヒズボラはこの24時間、イスラエルの軍事拠点に対する作戦を強化した。治安筋によれば、10月8日以来「最も激しい武力の応酬」が発生したという。

12時間以上にわたり、ヒズボラは9つのイスラエルの拠点や集会を標的とした。また、ベイト・リフとデイル・アーメスの2つの家屋に対するイスラエルの砲撃で死亡した4人の戦闘員を追悼した。

攻撃作戦は26日の夜から翌日にかけてエスカレートした。

ヒズボラは、26日の夜から翌日の正午まで、アル・アバド南部に駐留していたイスラエル兵をミサイルで攻撃したと発表した。

また、ドビブ兵舎とキルベト・マール軍事基地付近に展開していた兵士も標的とされた。

ヒズボラの声明によると、同組織はジャル・アル・アラム付近をブルカン・ミサイルで攻撃したという。

アヴィヴィム入植地の建物、メトゥラ近郊の陣地に展開中の兵士も「適切な武器」で標的にしたとしている。

さらに、ヒズボラの狙撃部隊は、イスラエルのザルイット兵舎に設置された新しい監視装置、およびコブラヒルに展開していた兵士たちを2発のブルカン・ミサイルで標的にした。

その後、同武装集団は「アル・バフリの拠点にあるスパイ装置を適切な武器で標的にした」と発表した。

ある治安筋は、この24時間の軍事的エスカレーションについて、「砲撃やロケット弾の応酬という点で、10月以来最も激しいもの」だと述べた。

27日の朝、ラス・アル・ナクーラの沿岸国境地帯はイスラエル軍の機銃掃射を受けた。

また、イスラエル軍機はナクーラ、アイタ・アル・シャブ、ブリダの町の郊外で空爆を行った。

イスラエル軍の砲撃は、フーラ、アル・ダイラアイタ・アシュ・シャブ、タイル・ハルファの村郊外を標的とした。

ヒズボラは、ベイト・リフとデイル・アーメスの無人の家屋2軒に対する2回の空爆で死亡した4人の戦闘員の葬列を行った。

死亡した4人は、タイル・フェルサイ出身のムハンマド・アリ・マゼ氏、ディール・カヌン・エン・ナフル出身のイスラム・モハメド・ザルザリ氏、セッディキン出身のタレブ・ヤヒヤ・バルハス氏、マジュダル・セルム出身のアリ・ファウジ・メルヘム氏である。

ザルザリ氏の葬儀の際、ヒズボラのハッサン・エッゼディーン議員は、南部戦線は「ガザを支援するために立ち続け、開かれ続ける」と述べた。

また、「この戦争を拡大させるような事態が発生した場合、レジスタンスは傍観することはない。どんな愚行にも完全に対応する準備はできている」と付け加えた。

「レジスタンスは警戒を怠らず、倍の力で反撃し、敵が予想もしなかった打撃を与えるだろう」と同議員は語った。

エッゼディン氏の発言は、イスラエルのニュースメディアが、レバノン国境近くの複数の入植地で、ドローンに関する懸念からサイレンが鳴らされたと報じるのと同時に行われた。

ダフナ、ゴーシャー、ガジャール、ダン、シャアル・イシュブ、ガリラヤ高原のセニール入植地が警戒を促された。

イスラエル紙「イェディオト・アハロノト」は、西ガリラヤのシュロミ入植地では、同地域を狙うミサイルへの懸念からサイレンが作動したと報じた。

イスラエル陸軍ラジオによると、レバノン南部から4発のロケット弾がシュロミ入植地に落下したという。

ディション、マリキヤ、ジェフタ、ラモット・ナフタリ、メブアト・ヘルモンの入植地でも再びサイレンが鳴り響いた。

ヒズボラ議会ブロックのリーダーであるモハメド・ラード議員は27日、イスラエルに対し厳しい警告を発した。彼は、同国に対し「レバノンの各地での侵略を広げることを避けるよう」求め、「その結果は深刻になるだろう」と述べた。

さらに彼は、イスラエルが「レバノンで包括的な戦争を行いながら我々を脅し、北部の入植者を安心させる条件を達成しようとしている」と付け加えた。

「我々にとって、あなた方の入植者を安心させることよりも、村から追い出された我が国の人々を安心させることの方が重要だ」と彼は述べた。

ラード氏は、イスラエルの安全保障は「我々の安全保障を犠牲にして成り立つものであってはならない」と警告した。

彼は、「国際的または地域的な合意には、我々の安定性、主権、領土に対する権利、そして我々が自ら決定し選択する立場を認識することが不可欠だ」と述べた。

「我々は、我々の人々と国を守り、イスラエルが我々の主権を侵害することを防ぐことに関心を持っている。これがレジスタンスのコミットメントであり、すべての犠牲はこのコミットメントを証明している」とラード氏は述べた。

ラード氏の声明は、レバノン南部の国境とガザ地区の出来事を切り離し、ヒズボラ軍の撤退を促すことを目的とした最近の米仏の外交努力を受けて発表された。