
ワシントン:フーシ派のAl-Masirahテレビは金曜日、イエメンのホデイダ州に対する米英軍の空爆で16人が死亡、35人が負傷したと伝えた。
ホデイダのアル・ホーク地区とサリフ港のラジオビルを攻撃対象としたと伝えた。
イランに支援された民兵組織による紅海とアデン湾の船舶への攻撃が最近急増していることを受けて、アメリカとイギリスは木曜日にイエメンのいくつかの場所で13のフーシ派の標的を攻撃したと、3人のアメリカ政府高官が語った。
当局者らによると、米英の戦闘機と米艦船は、地下施設、ミサイル発射装置、指揮統制施設、フーシ派の船舶など幅広い施設を攻撃したという。関係者は、現在進行中の軍事作戦の詳細をいち早く伝えるため、匿名を条件に語った。
アメリカはまた、イエメンのフーシ派支配地域で、アメリカ軍と連合軍に脅威を与えていると判断された8台の無人航空機も空爆した。
今回の空爆は、アメリカのMQ-9リーパー無人偵察機がイエメンで墜落した翌日に行われた。フーシ派は、イエメン中部マリブ州の砂漠地帯で地対空ミサイルの標的にされた航空機の映像を公開した。このような墜落は今月だけで3回目となる。
また今週初めには、イエメン沖の紅海でマーシャル諸島船籍のギリシャ所有の船舶がミサイル攻撃により2度損傷した。どのグループも責任を主張していないが、フーシ派が疑われている。
米英軍がフーシ派に対して合同作戦を実施するのは、1月12日以来5回目である。しかし、アメリカもフーシ派を標的にした空爆をほぼ毎日行っており、艦船を狙ったミサイルやドローンの飛来、発射準備中の兵器も含まれている。
紅海の空母ドワイト・D・アイゼンハワーからアメリカのF/A-18戦闘機が発進したと当局者は述べた。この地域の他の米軍艦も参加した。
フーシ派はここ数カ月、紅海とアデン湾の海運への攻撃を強化し、イスラエルに対し、36,000人以上のパレスチナ人を殺害したガザでの戦争を終わらせるよう要求している。戦争は、ハマス率いる武装勢力が10月7日にイスラエルを攻撃し、約1200人が死亡、約250人が人質に取られた後に始まった。
米海事局によると、フーシ派は11月以来、50回以上の攻撃を海運に仕掛け、1隻の船舶を拿捕し、もう1隻を沈没させた。
紅海とアデン湾を航行する船舶は、この脅威のために減少している。
一方、米軍艦は先週、この地域の船舶を標的としたミサイル発射装置や無人偵察機を多数破壊した。
ジョー・バイデン大統領をはじめとする上級指導者たちは、アメリカは商船に対するフーシ派の攻撃を容認しないと繰り返し警告してきた。しかし、反撃はフーシ派による同地域の船舶に対するキャンペーンを減少させるようには見えない。
AP/ロイター