
カイロ:過激派組織ハマスが水曜日、イスラエルとの約9ヶ月に及ぶガザ戦争を終結させるための新たな「アイデア」をカタールの調停者に送ったと発表した。
イスラエルは、パレスチナ自治区にいる人質を解放するための取引に関するハマスのコメントを評価し、返答すると表明した。
約9ヶ月に及ぶ戦争による死者数は増加し、ガザ住民の状況は日々悪化しているため、双方が停戦に合意するよう国際的な圧力を強めている。
イスラエルは、ハマスがすべての人質を解放しない限り、敵対行為の停止はあり得ないと言っている。
カタールはアメリカと協力して調停を主導している。
ハマスの声明によれば、「われわれは、われわれパレスチナ人に対する侵略を止める目的で、仲介者の兄弟といくつかのアイデアを交換した」
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とモサド情報局は、この新しいアプローチを認めた。
「人質取引の仲介者は、人質取引の概要に関するハマスの発言を交渉チームに伝えた。イスラエルはこの発言を評価し、調停者に返答を伝える予定だ」とイスラエルの声明は述べている。
交渉に詳しい情報筋によると、「カタールは米国と連携して、残された溝を埋めようと、過去数週間にわたってハマスとイスラエルに働きかけてきた」という。
AFP