モスクワ: パレスチナ自治政府のアッバース議長は来週モスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領とガザ紛争について話し合う予定である、とパレスチナ特使が語った。
ロシア国営タス通信は、モスクワのパレスチナ大使の言葉を引用し、アッバース議長は月曜日に到着し、火曜日にプーチン大統領と会談する予定であると伝えた。
アッバース氏は、ハマスのライバルであるファタハ・パレスチナ運動を率いている。
アブデル・ハフィズ・ノファル大使によれば、両首脳は10月7日のイスラエル攻撃以降のガザでの出来事について話し合うという。「ロシアの役割、何ができるかについて話し合うだろう」
「我々は非常に困難な状況にあり、ロシアは我々に近い国だ。我々はお互いに相談する必要がある」
モスクワは何年もの間、イスラエルやパレスチナ人を含む中東のすべての主要なプレーヤーとの関係のバランスを取ろうとしてきた。
しかし、イスラエル・ハマス戦争とロシア自身のウクライナ攻撃以来、プーチン氏はイスラエルの敵であるハマスとイランに接近している。
クレムリンは10月7日のテロに対するイスラエルの対応を繰り返し批判し、自制を求めている。
時事通信