ガザ地区:ガザ当局者は月曜日、AFP通信に対し、イスラエル軍による学校空爆で死亡したパレスチナ人93人のうち75人の身元を確認したと語った。
ハマス支配地域の民間防衛救助隊によると、ガザ市のアル・タビーン宗教学校は、避難していたパレスチナ人が夜明けの礼拝のために集まっていた土曜日に空爆された。
イスラエル軍は、この空襲で死亡した武装勢力とされる31人の名前と写真を公表した。
これまでは19人の武装勢力が殺害されたと報告していた。
AFPは、イスラエル軍がハマスの指揮統制基地があるとして標的とした学校での死者数を独自に確認することはできなかった。
ガザ民間防衛局のマフムード・バサル報道官は月曜日、AFPに「アル・タビーン学校攻撃による死者は93人で、うち75人の身元が確認された」
死者には11人の子どもと6人の女性が含まれているという。
ガザ市のアル・アフリ病院で救急医を務めるアムジャド・アリワ氏は、今回の空爆で死亡した75人の身元が確認されたことを明らかにした。
「(身元不明の)完全に破壊された遺体がまだある」と彼はAFPに語った。
「(ガザ地区の)南部に避難し、愛する人の身元を確認できない家族もいる」
同軍は、学校を拠点としていたハマス過激派がイスラエルとその治安部隊を攻撃する計画を持っているとの情報を得た後、学校を攻撃したと述べた。
“空爆は3つの精密弾薬を使って行われた “と空爆の数時間後に発表し、”テロリストがいた施設に大きな被害はなかった “と付け加えた。
ガザでの戦争は、ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃した後に勃発し、イスラエルの公式データに基づくAFPの集計によると、1,198人(ほとんどが民間人)が死亡した。
また、武装勢力は251人を拉致し、そのうち111人はガザに捕らわれの身となっている。
ハマスが支配するガザの保健省によると、イスラエルによるハマスへの報復攻撃により、これまでに少なくとも3万9897人が死亡した。
AFP=時事