
イスタンブール:トルコ国防省筋は24日、シリアが自軍の撤退はトルコとの関係改善の前提条件ではないと述べたことを受け、隣国シリアにおけるトルコの存在は、戦乱のシリアがテロ集団の支配下に置かれるのを阻止するためだと述べた。
トルコ軍とトルコが支援する反体制派はシリア北部の大部分を支配しており、アンカラは2016年以来、主にクルド人主導のシリア民主軍(SDF)を排除するために、国境を越えた攻撃を続けている。
トルコは、SDFを支配するクルド人保護部隊(YPG)をクルド労働者党(PKK)の分派とみなしている。
「トルコがシリアに存在することで、シリア領土の分割やテロ回廊の形成を防ぐことができる」
「我々は民主的で繁栄するシリアを見たいのであって、不安定とテロ組織に悩まされるシリアを見たいのではない」と同じ情報筋は付け加えた。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリアのバッシャール・アサド政権を打倒しようとする反政府勢力を支援してきたが、ここ数カ月はダマスカスとの和解を求めており、アサド大統領をトルコに招待している。
AFP