
ハーグ:国際刑事裁判所(ICC)は金曜日、故ハマス指導者イスマイル・ハニヤ氏が7月に死去したことを受け、同指導者に対する手続きを終了したと発表した。
ICCは現在、今年初めに出されたイスラエルとハマスの指導者に対する逮捕状請求を検討している。
5月、ICCのカリム・カーン主任検察官は、ヤヒヤ・シンワル氏、軍事責任者のモハメド・アルマスリ氏、ハニヤ氏が戦争犯罪と人道に対する罪の容疑に対して刑事責任を負うと疑うに足る合理的な根拠があるとして、このハマス指導者たちの逮捕状を請求した。
検察は同じ声明で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント国防相の逮捕状も求めていると発表した。これらの要求について、さらなる進展はない。
ハニヤ氏は7月31日にイランで暗殺された。イスラエルはまた、別の空爆でモハメド・デイフ氏としても知られるアル・マスリ氏を殺害したと発表しているが、ハマス側は肯定も否定もしていない。
裁判官たちは、今月初めにハニヤ氏に対する令状請求が検察側から取り下げられたことを受け、審理を打ち切る決定を下した、と述べた。
ロイター